2019年3月度 フィリピン活動報告
ご支援者の皆様こんにちは!
咲くらプロジェクト運営事務局です!
今月も現地から成果報告いただいておりますのでご報告させていただきます♪
とその前に、ファミリーレストランで有名なデニーズさんが45周年記念に
フィリピン産マンゴーをふんだんに使ったデザートの提供を始めるようです!
バニラアイス、マンゴーソルベ、チーズ杏仁アイスの三種のアイスと食べ合わせる「45周年プレミアムガレット」と、ハーブやスパイスとマンゴーの甘味を幾重にも重ねた「フレッシュマンゴーのザ・サンデー」を主軸に色々なメニューを展開しています♪
どうしてもバナナのイメージが強いフィリピンですが、そこはさすが南国でマンゴーの栽培も進んでいるので是非食べてみたいですね!
さてそれでは改めて、3月度のご報告をさせていただきます!!
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●活動内容のご報告
●マニラ(13 期生)
3 月の 13 期生は、最終評価に向けてこれまでのトレーニングで学んできたことの復習と、 全身のスウェディッシュマッサージの実技練習を行いました。
3 月 7 日に最終評価が行なわれ、参加者は筆記試験とスウェディッシュマッサージの実技試験に臨みました。
参加者 8 名全員が最終評価に合格し、3月14日に13期生の卒業式が行われました。
●マニラ(14 期生)
ケソン市にある Quezon City High School で学校と提携する形で行われている14 期生は
2 月から引き続きスウェディッシュマッサージの実技練習に取り組んだ後、フィリピンの伝統的なマッサージであるヒロットについて学びました。
講師は参加者に、バナナの葉 やキャンドル、カップを使ったベントーサを実演してみせました。
3 月最後のトレーニングでは指圧マッサージのトレーニングも始まりました。
参加者はスウェディッシュマッサージと指圧マッサージの違いを学び、講師は指圧マッサージではより指の力が必要になることを説明しました。
また、参加者は指圧マッサージの歴史や起源、 指圧方法、浪越指圧の起源とそのやり方についても説明を受けました。
その後、指圧マッ サージの実技練習に入り、講師は参加者にマッサージ中に怪我をしないよう、正しい姿勢を保つようリマインドしました。
14期生の内 5名が、仕事とスケジュールが合わずトレーニングを辞めることになりまし た。
しかし、新たに16名の参加者がトレーニングに参加することになりました。
講師は、新たに加わった参加者たちも熱心にトレーニングに取り組めば、他の参加者に追いつくこ とが出来るだろうと述べています。
●マニラ(15 期生)
3 月の15 期生は、まず 2 月からの続きでお客様へのコンサルテーションやバイタルサイ ンの測定の復習をし、2 人 1 組での実技練習も行いました。
その後、フィリピンの伝統的な マッサージであるヒロットのトレーニングに入り、参加者はヒロットの理論や定義、そのやり方を学びました。
講義の後、講師はバナナの葉やキャンドル、オイル、カップを使っ たベントーサの実演を行い、参加者もその後実技練習を行いました。
3 週目のトレーニングでは指圧マッサージの実技練習や、リフレクソロジーに関する講義 や実演、座った状態でのマッサージ、背中のマッサージの練習が行なわれました。
4 週目のトレーニングでは最終評価に向けてこれまでのトレーニングの復習と、全身のス ウェディッシュマッサージの一連の流れの実技練習が行われ、3月22日に最終評価が実施されました。
最終評価では筆記試験と実技試験が行われ、15期生10名全員が最終評価に 合格することが出来ました。
15期生の卒業式は、3月28 日に行われました。
●マニラ(16 期生)
3月から新たに16期生のトレーニングが始まりました。
16期のトレーニングは、ケソン市のNovalichesという地域のLingap Credit 協同組合で行われることになりました。
3月12日にオリエンテーションが行われ、3月13日からトレーニングが始まりました。
参加者はまず、マッサージの定義や理論、利点と効果、禁忌、マッサージの種類、良いマッサージの原則と正しい姿勢、解剖学と生理学、骨格系と筋肉系について講義を受けました。
講師は、参加者にお客様へのコンサルテーションの重要性についても説明しました。
また、講師は適切なドレーピングの手順やベッドセッティングのやり方を実演し、その後全 身のスウェディッシュマッサージの一連の手順の実演に入りました。
3月最終週のトレーニングでは参加者の実技練習が始まり、参加者はドレーピングやベッ ドセッティングの実技練習を行った後、スウェディッシュマッサージの一連の流れの練習 に取り組みました。
実技練習の際、講師は適切な姿勢でマッサージを行うことの重要性を、 参加者に改めて伝えました。
●オロンガポ【Community Based】 10 期生
3 月前半のトレーニングでは、2人1組でお客様へのコンサルテーションやバイタルサイ ンの測定の実技練習が行われました。
お客様へのコンサルテーションは、TESDA が行う資 格試験である NCII での重要な単元の 1 つでもある為、繰り返し実技練習を行っています。
また、参加者はスウェディッシュマッサージの実技練習にも取り組み、講師は実技練習を しながら、身体の危険部位やスウェディッシュマッサージの利点についても説明しました。
3月後半からは指圧マッサージのトレーニングが始まりました。
講師はスウェディッシュ マッサージと指圧マッサージの違いを説明し、その後指圧方法やその種類、指圧する際に 避けるべき身体の部位についても説明してから、実演して見せました。
翌週のトレーニン グからは参加者の実技練習が始まり、参加者はパートナーを探し 2人 1組で指圧マッサー ジの実技練習に取り組みました。
指圧マッサージではより強い指の力が必要となる為、参加者からはスウェディッシュマッサージよりも難しいという声も挙がっていました。
参加者は積極的にトレーニングに参加しており指圧マッサージの手順も覚えられていますが、何人かはまだ個別指導が必要でした。
3 月最後のトレーニングでは、フィリピンの伝統的マッサージであるヒロットについての トレーニングが行なわれました。
講師はグァバの葉を使った Suob(病人、特に出産を終え た女性への治癒の 1つ)と、バナナの葉を使ったベントーサの実演を行いました。
また、講師はその後お湯で温めた石を使うホットストーンマッサージも実演して見せ、参加者は 様々なマッサージ方法を学んだあと、実技練習を行いました。
参加者からは伝統的なマッサージを学べ、楽しかったという感想が挙がりました。
●オロンガポ【School Based】
3月はフィリピンの学校の年度末にあたる為、先月から引き続き期末試験が行われており、 癒しのチカラのトレーニングでも、期末試験対策が行なわれ、講師は生徒たちの試験をサ ポートしました。
期末試験が終わった後のトレーニングでは、フィリピンの伝統的なマッサージであるヒロットについてトレーニングが行なわれ、講師はベントーサやストーンマッサージ、イヤ ーキャンドル等様々なマッサージの方法を教えた後、ハーブマッサージやバナナの葉を用 いたマッサージの実演を行いました。
その後、参加者も 2 人 1組で実技練習を行いました。
実技の練習を行いながら、講師は参加者にヒロットの利点についても説明を加えました。
また、最後に座った状態でのマッサージのトレーニングも行われ、ここでも参加者は講師による実演を見た後で、2人 1組での実技練習に取り組みました。
●2019 年 3 月までの卒業生、就職者の人数
【卒業生数】
マニラ(1 期~13 期,15 期):189 名(女 155:男 34)
オロンガポ(1 期~9 期):137 名(女 94:男 43)
【就職者数】
マニラ(1 期~13 期,15 期):62 名(スパへの就職:15 名、フリーランス:47 名)
オロンガポ(1 期~9 期):58 名(スパへの就職:13 名、フリーランス:45 名)
(※2019 年 3 月末現在で把握できている人数)
以上、フィリピンからのご報告でした。
いつもご支援いただき有難うございます。
今後共咲くらプロジェクトの応援をよろしくお願い致します!!