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私たちが取り組む課題

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日本から遠く離れた国。そこには、学ぶ機会を得られず、中には幼い時から毎日ゴミを拾って生活している子どもたちが大勢います。

日本人の私たちだからできること。それは、日本が誇る高い技術やサービスを学ぶ機会を提供すること。
学ぶ機会を得た子どもたちが、心豊かに暮らせるように取り組みます。

咲くらプロジェクトでは、日本が途上国を支援して終わりではなく、相互に関わり合うことで、参加する全員が笑顔になり、結果、お互いに心の豊かさが生まれる。そんな世界観を目指しています。
このように、関わるすべての人たちが日本の美容・リラクゼーションの技術・サービスによって幸せになれるプロジェクトを実現します。

支援先・フィリピンのいま

咲くらプロジェクトの活動拠点、フィリピン。その貧困地域に暮らす人々の生活や、子どもたちを取り巻く環境、直面している課題。「咲くらプロジェクト」の活動がなぜ必要とされるのか、支援先の「いま」をご紹介いたします。

フィリピンの貧困問題

フィリピンの人口は2018年時点で1億60万人。出生率は3.1人(2004年)と高く、人口は増加の傾向をたどっています。
一方で、国内ではその人口に見合った産業が育っておらず、定職に就くことが困難で1日1ドル以下で暮らす、いわゆる貧困層が全体の20%を占めています。多くの人たちが低所得で大家族という状況です。
さらには近年多発している自然災害が、困窮する生活への追い討ちをかけています。

フィリピンの貧困問題

貧困の連鎖

フィリピンの学校制度は1-6-6制で、幼稚園1年間、小学校6年間、高校6年間が義務教育です。
しかし、経済的に余裕のない家庭の子どもたちは、通学のための制服や文房具を買うことはおろか、日々の食費をつなぐために物売りやゴミ拾いなどで家計の重要な働き手とならなければならず、学校に行くことができません。
学歴や特別なスキルを身につけられないまま成人しても、定職に就くことは困難です。貧困家庭に生まれたら、その生活から一生抜け出すことはできないとまで言われています。

貧困の連鎖

ゴミ捨て場の子どもたち

フィリピン国内には、首都圏から大量に運び込まれたゴミの中から、ペットボトルやビニールなどリサイクルできる物を1日中拾い集め、わずかな日銭を稼ぐことで生活している世帯が多く存在します。
その1つ、マニラ近郊のスモーキーマウンテンと呼ばれる場所には8000人以上もの人々が住んでおり、幼い子どもから大人までの70%近くの人々が、ゴミ拾いにより生計を立てています。
また、ゴミ山から出る煙の影響や、栄養失調が原因で病気にかかる人も多く、さらなる苦しい生活を強いられている状況です。

ゴミ捨て場の子どもたち

必要とされる長期的な支援

物資や資金を貧困層の人々へ一時的に送ることは、フィリピンで抱えている貧困の連鎖を解決することにはなりません。貧困の悪循環から立ち直るためには、生活能力を向上させるような支援を、根気強くおこなう必要があると考えています。
「咲くらプロジェクト」では、彼ら自身が自立した生活を営むことができるよう、学びの機会を無料で提供しています。彼ら自身が手に職をつけることで、一定の生活水準のもと、心豊かに暮らしていけるよう取り組んでいます。

必要とされる長期的な支援

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