2019年12月度 フィリピン活動報告
ご支援者の皆様こんにちは!
咲くらプロジェクト運営事務局です!
今月も現地から成果報告いただいておりますのでご報告させていただきます!
とその前に、恒例のフィリピンニュースを一つお届けします!
日本時間の今日12日(日)15時頃からフィリピン中部のルソン島にあるタール火山で大きな噴火が発生しています。
噴煙は高度1万5000mほどの高さにまで到達しているものとみられます。
首都マニラからは、火山灰等の噴出物の摩擦で発生したと考えられる稲妻(火山雷)が観測されました。
タール火山は、首都マニラの南約60kmにあり、カルデラ湖であるタール湖の中央に浮かぶ火山島です。
タール火山で大きな噴火が発生したのは1977年以来で約42年ぶりです。
1911年には大爆発が起きて、全島民の1000人以上が犠牲になっているほか、1965年にはマグマ水蒸気噴火がおきて200人が犠牲になるなど、たびたび大きな被害を引き起こしています。
フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)は国民に向けて、タール火山の噴火活動への警戒レベルを0〜5の6段階で設定して発表しています。
PHIVOLCSは段階的に警戒レベルを引き上げ、日本時間の20時30分には上から2番目の4に引き上げました。
周辺では目が開けづらいほど降灰が確認されている他、火砕流と津波の危険性があるとして、タール火山島とバタンガス州アゴンシロとローレルという地域に避難勧告が出されています。
また、空港も閉鎖されています。
飛行機の発着が停止されたのは、噴火により多量の火山灰が大気中に放出されると、それを吸い込んだエンジンが出力停止したり、窓ガラスに傷が付いて見通しが利かなくなるなど、航空機の運航へ重大な影響を及ぼすおそれがあるためとみられます。
フィリピンを発着する便だけでなく、付近を通過する国際線の飛行機も、経路の変更などで遅延が生じる可能性があります。
ニュースソース
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0112/wth_200112_1768753617.html
現状死傷者が出ていないようですのでそれだけが不幸中の幸いです、、、。
経済的な打撃や避難生活を送る人々のメンタル面が心配されますが、これ以上の噴火や爆発が起きないよう祈っております、、。
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それでは改めて咲くらプロジェクトの12月度のご報告をさせていただきます!!
◇活動内容のご報告
●マニラ(18期生) 12月は、最終評価と卒業式が実施されました。
12月1日に実施された最終評価には31名が参加しました。
参加者は、筆記試験と実技試験を受け、実技試験では全身のスウェディッシュマッサージを行ないました。
その結果、18期生31名全員が最終評価に合格し、12月9日に学校で卒業式が開かれました。
●マニラ(19期生)12月の19期生は最終評価、卒業式を含め5回のトレーニングを実施しました。
12月7日のトレーニングで、参加者はこれまで学んできたマッサージに関する知識や実技の復習を行い、翌日12月 8日に最終評価にのぞみました。
最終評価には24名が参加し、18期生と同じく筆記試験と全身のスウェディッシュマッサージの実技試験を受けました。
その結果、24名全員が合格することが出来ました。
12月12日に19期生の卒業式が開かれ、24名が無事卒業となりました。
●オロンガポ(14期生) オロンガポ14期生の12月のトレーニングは、まず12月1日に11月の最終評価で合格出来なかった参加者の再試験が行われ、5名が参加しました。
最終評価に参加した5名は全員無事合格することができ、14期生の最終的な卒業人数は12名となりました。
オロンガポ14期生の卒業式は12月9日にアクションのスタジオで開かれ、参加者は卒業の証として修了証書とマッサージのスターターキットを受け取りました。
卒業生の内の半数は、技術教育技能開発庁(TESDA)の認証試験を受けることに関心を持っており、今後調整を進めていく予定です。
●2019 年 12 月までの卒業生、就職者の人数
【卒業生数】
マニラ(1 期~19 期):285 名(女 213:男 72)
オロンガポ(1 期~14 期):192 名(女 139:男 53)
【就職者数】(※2019 年 12 月末現在で把握できている人数)
マニラ(1 期~17 期):62 名(スパへの就職:15 名、フリーランス:47 名)
オロンガポ(1 期~13 期):81 名(スパへの就職:36 名、フリーランス:45 名)
以上、フィリピンからのご報告でした!
いつもご支援いただき有難うございます!
今後共咲くらプロジェクトの応援をよろしくお願い致します!!