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TOP 活動内容 卒業生インタビュー Vol.2
Rosa Anino Puracan ローサさん

3人の子供のために。
自分のスパを持つという夢ができた。

2017年卒業

Rosa Anino Puracan ローサさん

フリーランスセラピスト

私はシングルマザーで3人の子ども(大学生、高校生、小学生)がいます。4年前からバランガイ(町役場)の清掃員として働いており、 町役場のなかにある小さな部屋を無料で借りて生活しています。清掃員の給料は低く、(月4,200ペソ=約8,400円)咲くらプロジェクトに参加する前は、 無料で提供される宿泊場所とお米でなんとか生きているという生活を送っていました。
子どもの養育費を支払うためには清掃員の収入だけでは厳しく、収入につながるスキルを身につけたいと思い参加しました。

必死の営業。常連のお客さまもできた。

卒業後はスパで働き始めましたが、1日100ペソ(約200円)+チップと低い給料だったため、3ヶ月で退職しました。
その後はフリーランスのセラピストとして働き始めましたが、最初はお客さまを見つけるのに苦労し、町役場の職員など知り合いに対する営業から始めました。 自分でチラシを作り街で配布したり、お店にチラシを貼らせてもらったり、とにかく必死に動き少しずつお客さまも増えてきました。
現在、昼は清掃員として働き、朝と夜は、訪問サービスのフリーランスセラピストとして働いています。
常連さまは約25人いて、1日7人ほどのお客さまを施術します。収入は1日700ペソ(約1,400円)〜、多い時には2,800ペソ(約5,600円)を稼ぐ日もあります。 また、町役場に来る身体に不調を抱える高齢者の方たちに対して、施術することもあります。
毎朝3時に起床、夜は仕事で遅くなり0時頃に帰宅することもあり、身体的にハードなこともありますが、お客さまに喜んでもらえることが嬉しく、楽しんで仕事ができています。

必死の営業。常連のお客さまもできた。

自身のスキルが、自信に繋がった。

清掃員の仕事だけだった頃は、生活に必要な費用が払えず、子どもたちを学校行事(音楽会や運動会等)に参加させてあげることができませんでした。
また、以前は貧しい生活を送っている自分に自信がなく、周囲の目を気にしてしまうことも多々ありました。
しかし、講師の方がとても丁寧に指導してくださり、しっかりとスキルを身につけることができたことで、自分に自信が持てるようになりました。

いつか自分のスパを経営したい。

セラピストの仕事で生計を安定させ、お金を貯めていつか自分のスパを持ちたいです。 私がそうだったように、リラクゼーションを通して少しでも良い人生を送る人が増えればとても嬉しいです。

いつか自分のスパを経営したい。
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